今回は「MRI」について説明します!
MRIって?
MRIは多くの方がご存知ではないでしょうか。
MRIは電磁波をコンピューター処理によって画像化する技術です。
レントゲンなどとは異なり、X線による被爆の心配がなく、あらゆる方向の断面画像が得られる点が特徴です。
正式には「核磁気共鳴断層撮影装置」のことであり、生体に障害の少ない磁場の中で核磁気共鳴現象を利用して生体内の原子核の状態を映像化し、任意の断面図を表示するものです。
現在、画像診断法の一つとして最も利用されていることにも注目されています。
上記でも少し触れましたが、MRI治療による利点としては、X線などの電離放射線を使用しないため放射線被曝がないことや、コンピュータを用いているため、保存や加工等の処理がしやすいことが挙げられます。
一方MRIの副作用として、
- 造影剤によるアレルギー反応や嘔気
- 高磁場に生体がさらされる故の各種の危険性
- 装置内が狭く大きな音がするため、閉所恐怖症患者や小児に強い恐怖心を抱かせる可能性がある
などが指摘されています。