障害者のリハビリテーションの目標を実現するために、社会的・医学的・
職業的・心理的の各分野で、あるいは全体を通じての援助過程に応じて
設定される個別の計画をいう。医師および理学療法士、作業療法士、言
語聴覚士その他専ら指定通所リハビリテーションの提供に当たる従業者
は、診療・運動機能検査・作業能力検査を基に、共同して利用者の心身
の状況・希望・置かれている環境を踏まえて、リハビリテーションの目標・
目標を達成するための具体的なサービス内容等を記載したリハビリテー
ション計画を作成しなければならないとされている。
「リハビリテーション工学 ・・・ 義肢・装具、自助具の製作や、視覚障害
者の感覚代行機器、筋の神経信号を捉え義手・義足を動かす筋電前腕
義肢等の開発、また今日では環境制御装置の実用化といった方面にも
研究が及んでいる。工学の知識・技術を応用して、電子工学、流体力学、
光学、放射線学などからリハビリテーション機器の開発・研究を図る分野」