常勤換算で2.5人以上の保健師、看護師、准看護師、理学療法士、作業
療法士、を配置し、専従の管理者(原則として保健師、看護師、)が配置
されている。訪問看護ステーションは、市町村から老人訪問看護療養費
の支払いを、また、訪問看護サービスの利用者から利用料の支払いを
受ける。また、介護保険制度の適用をうけ、介護給付の対象となる。老
人保護法にもとづく施設で、医師の指示のもとに、在宅の寝たきり老人
等への訪問看護サービスを専門に行う機関であったが、指定老人訪問
看護事業者が当該指定の係る老人訪問看護事業を行う事業所を指した
が、介護保険制度の創設により、老人訪問看護ステーションという言葉は
なくなった。なお、平成12年3月31日までに老人保健法による老人訪問
看護事業所の指定を受けた事業者は自動的に介護保険法にもとづく指
定居宅サービス事業者とされた。