氷枕や氷のう、冷湿布等を用いて、患部に寒冷刺激を与え、痛みを和ら
げたり、沈静化させたりすること。異なる方法には、温あん法がある。また、
花粉症などでの、目のかゆみや充血の激しいときには、冷やしたタオルを
閉じたまぶたの上に数分間当て、これを数回くり返し、局所に冷たい刺激
を与えることで、知覚神経の働きを一時的に緩慢にし、かゆみを一時的に
鈍らせ、症状を抑える効果もある。
「冷湿布 ・・・ 冷あん法の一つで、局所を皮膚から冷やし、循環を抑え
ることによって、消炎、鎮痛を図る療法。冷水に浸した布を皮膚表面に当
て、上から油紙等で防水する。熱を吸ったら交換する」