障害のある人や高齢者等にも使いやすくするという意味ではバリアフリー
もユニバーサルデザインも同じであるが、最初からバリアをつくらないとい
うことに重点を置いているのがユニバーサルデザインの考え方である。障
壁(バリア)となるものを除去するという意味のバリアフリーの後に提唱され
た概念であり、設計段階から障壁のないものを構築し、障害のある人や高
齢者等の特別な人々を対象とした物ではなく、すべての人々が共通して利
用できるような物や環境を造ることを目指している概念である。ユニバーサ
ルデザインの7原則、どんな人でも公平に使えること。使う上で自由度が高
いこと。使い方が簡単で、すぐに分かること。必要な情報がすぐに分かるこ
と。うっかりミスが危険につながらないこと。身体への負担(弱い力でも使え
ること)。近や利用するための十分な大きさと空間を確保すること。など。