これまでは、自然と人間の関係を人間中心にとらえすぎる傾向が強かっ
たが、今後の野外レクリエーションにおいてはその姿勢を改め、人間もま
た自然内の存在であることを謙虚に自覚し、自然との共存・共生を図るよ
うな方向性をもつことが望まれる。自然環境の中で自然に親しみ、自然を
理解し愛好しながら、自然との結びつきの中で展開されるレクリエーション
活動。ハイキングやキャンプなどの活動として古くから親しまれている。
「レクリエーション行事 ・・・ レクリエーション行事を運営する上でのポイン
トは、行事が日常生活を活性化し、活性化した日常生活がまた新たなパワ
ーをもった行事に成長していくという相互作用をいかにつくり出すか、という
ことにある」