ビタミンB群として、細胞内でさまざまな酸化酵素の手助けをしているビタ
ミンB2、たんぱく質や核酸の合成に関与しているビタミンB12、体内で糖
質代謝の際それを助ける補酵素としての役割をもち、過剰摂取しても排泄
され、毒性もなく、加熱するとさらに水に溶けやすく、アルカリを加えて加熱
すると壊れてしまうビタミンB1、アミノ酸やたんぱく質代謝の補酵素である
ビタミンB6、などがあり、いずれも欠乏するとさまざまな欠乏症を引き起こ
す重要な栄養素であり、ビタミンB群は水溶性で水に溶けることと、炭水化
物をエネルギーに変える手助けをするという2つの共通した働きがある。ビ
タミンBを多く含む食物は、生ハム・豚ばら・もも・ロース・肉、玄米・そば粉、
そら豆・グリンピース・枝豆・ぎんなん・落花生、うなぎの蒲焼・しらこ・ぶり・
しゃこ・魚肉ハム・魚肉ソーセージ、などである。