現在は視覚障害者や切断者も参加する大会となり、もう一つの(パラ)の
オリンピックという意味で使われるようになった、1948年にイギリスで脊髄
損傷者のスポーツ競技大会として開催されたのがきっかけで、1960年の
ローマオリンピック大会からオリンピックの開催地で開かれるようになった。
1964年の東京大会からパラプレジア(脊髄損傷等のよる下半身麻痺者)の
オリンピックという意味でパラリンピックと呼ばれるようになった。国際パラリ
ンピック委員会(IPC)が主催する身体障害者を対象とした世界最高峰のス
ポーツ競大会であり、通常のオリンピックと同じ年に同じ場所で開催される。
パラリンピックには障害の度合いに応じた階級が存在し、たとえば、肢体な
どの障害の場合はLWやLC等の競技ごとの記号と度合いを数字で表す。