脳卒中として発症することの多い脳出血は、以前、脳血管疾患の主体を
占めていたため、脳卒中は脳出血と解されていた。が近年、脳出血によ
る死亡率は食生活の改善、生活環境の向上、高血圧症治療の向上等に
より減少してきている。脳の循環不全による急激な反応で、突然倒れ、意
識障害を呈し、片麻痺を合併する症候群をいう。脳卒中には2つのタイプが
あり、代表的には脳梗塞と脳出血。脳梗塞は脳の血管が詰まり、脳出血は
脳の血管が破れること。脳卒中を予防するには、高血圧を防ぐために大切
なのは、塩分をとりすぎないこと。塩分をとりすぎると、体内の塩分の濃度を
下げるためにたくさん水分を血管内に吸収することにより、、血液の量が増
え血圧が高くなる。また、野菜や果物に多く含まれるカリウムには塩分をか
らだから出すはたらきがあるので、これらの食品をとることも大切である。