ゴールドプランで定められた高齢者施策の1つであり、寝たきりゼロへの
10か条を作成するなど、寝たきりの原因となる病期やけがの発生を予防
し、地域におけるリハビリテーション実施体制の強化、脳卒中情報システ
ムの整備等、国民への啓発活動、保健事業を推進してきた。なお、ゴール
ドプラン21によりこの作戦を発展させ、元気高齢者づくりを推進する対策
として、将来的に自立高齢者の割合を9割程度に引き上げることを目指す
ヤング・オールド作戦が推進されている。要援護高齢者の自立支援施策
としてあげられた。21世紀の高齢社会を国民が健康で生きがいをもち、安
心して生涯を過ごせるような明るい活力のあるものとしていくためには、高
齢者の保健福祉の分野における公共サービスの基盤整備を図っていく必
要がある。このため、厚生省では、大蔵省及び自治省の合意の下に、平
成元年12月、「高齢者保健福祉推進十か年戦略」(ゴールドプラン)を策定
し、在宅福祉,施設福祉等の事業について今世紀中(2年度から11年度まで)
に実現を図るべき目標を掲げた。