厚生労働大臣が指定した法人から認定を受けている訓練された犬のことで、
聴覚障害により日常生活に著しい支障がある身体障害者のために、ブザー
音、電話の呼び出し音、その者を呼ぶ声、危険を意味する音などを聞き分け、
その者に必要な情報を伝え、必要に応じて音源への誘導を行う訓練犬であ
る。聴導犬がはじめて使われ始めたのは、盲導犬より遅れること約150年後
であると言われる。
「聴導犬訓練事業 ・・・ 第二種社会福祉事業として位置づけられている事
業で、聴導犬の訓練を行うとともに、聴覚障害のある身体障害者に対して、
聴導犬の利用に必要な訓練を行う」