平成11年4月1日から、従来の精神薄弱という用語が知的障害に改められ
た。知的障害者とは、知的発達に遅滞が認められ、日常生活に支障をきた
しているために支援を必要とする者をいう。
「知的障害 ・・・ IQ25ないし20以下のものを重度、IQ20ないし25から50の
程度を中度、IQ50から75の程度を軽度としている。先天性または出産時な
いし出生後早期に、脳髄になんらかの障害を受けているため、知能が未発
達の状態にとどまり、そのため精神活動が劣弱で、学習、社会生活への適
応がいちじるしく困難な状態とされ、行政施策上は知能指数75以下のもの
をさすとされている。