1階には高齢者のための食道やリハビリテーション施設を設け、各戸には
緊急通報システムが整備され、万一の場合には管理部に通報されるシス
テムになっているスェーデンにおける高齢者向け住宅で、都市近郊の一般
住宅団地内に配置されている。また、この通報システムは生活リズム・オン
・システムといわれるもので、12時間在宅しながら1度もトイレの水を使わな
かった場合などに自動的に通報される。特徴として、病院の中で余生を暮ら
す、といったサービス体系とはまったく違うもので、全ての高齢者は、介護を
一日中必要とする身体が非常に弱った人でも、自分の小さなアパートに自
分の物を置いて生活すべきであるという新しい考え方にもとづく。サービス
ハウスでは台所付きの自分のアパートがあり、レストランもあって食事も取
れる。プログラムへの参加や美容院、フットケアの専門家のサービスを受け
られる場合も多い。