主として両上肢、両下肢の知覚、脳の障害、脊髄(頸隋)、運動の麻痺の
障害、四肢の抹消神経障害、筋疾患等によって起こる。脳に障害がある
場合は、他の障害との重複もあるので対応の困難も大きい。
「片麻痺 ・・・ 身体の右片側または左片側の神経の麻痺のある場合をい
う。麻痺側の反対の脳の血管障害や外傷(脊髄にも生じ得る)によって起
こることが多い(脳性片麻痺)。運動麻痺、知覚麻痺のいずれか、または両
方の麻痺の場合がある」
「下半身麻痺(対麻痺) ・・・ 下半身の運動と知覚をつかざどる神経の障
害によって生ずる麻痺。主に脊髄損傷の人に起こるが、脳性麻痺の人にも
みられることがある」