援助は援助者の価値観や感情に左右されがちであるが、利用者の問題
に自らの価値観や感情を持ち込むことは、問題の状況を誤まって判断す
ることに結びつく。そのために援助者は、自らを知り、コントロールする自
己覚知が必要となる。社会福祉援助において援助者が、自らの能力、性
格、個性を知り、感情、態度を意識的にコントロールすること。
「自己概念 ・・・ 自分でとらえている自分の姿。外見的、内面的に自分が
自分をどうみているかの評価。自己概念は自尊心や自己否定の感情と密
接結びついてるために、心身に障害がある場合、どう取り込むかによって
大きな影響をおよぼす」