ニーズが多くても社会資源に限界がみられる場合に、スクリーニングを行い、
サービスを受ける人と受けない人とをふるい分けることはやむを得ないことで
あり、合理的でもある。ただし、スクリーニングの要件や基準が公正かつ公平
であり、誰からみても納得できるものであることが必要である。社会福祉サー
ビスに対する申し込みや申請が多い時、一定の要件や基準からサービス供
給をふるい分けること。また、スクリーニングとは、平成18年度から改正された
介護保険制度に盛り込まれたもので、基本健康診断等により、高齢者の中か
ら、要支援・要介護状態になる可能性の高い人を把握すること。