障害者や高齢者を援助する際には、自立を支援することが大事である。
自立した生活とは、介護等の支援を受けながらも、主体的、選択的に生
きることであり、それを保障する支援方法が求められる。自立には、身体
的自立、精神的自立、経済的自立、社会的自立などがある。社会福祉の
基本理念に個人が人として尊厳をもって、家庭や地域の中で、その人らし
い自立した生活が送れるように支えるとあげられている。
「自立的ニーズ ・・・ 施設で対応するよりは、むしろ、自立するために部
分的な援助をサービス供給主体に依存する状態をいう。具体的には在宅
福祉サービスで対応するようなニーズがこれに当たる」