一人の家族構成に対する個別援助において、全体としての家族を視野に
入れた援助活動を行うが、利用者にとっては間接療法になることが多い。
家族ソーシャルワークの一つの手法といえるが、歴史的には家族ケース
ワークとして発達してきたという経過がある。家族形態とは、現に存在する
家族の規模や構成をさし、家族形態の分類方法には、家族規模(家族を
構成する家族員の数による分類)と、家族構成(同居する家族の続柄によ
る分類、または同居する世代の数による分類)とがある。
「個別援助 ・・・ 個別援助 参照」
「家族ソーシャルワーク ・・・ 家族ソーシャルワーカー 参照」
「家族構成 ・・・ どのような続柄の成員によって家族が構成されているか
ということ。これにより、核家族、拡大家族、あるいは夫婦家族、直系家族、
複合家族、等に分類できる」