診療報酬の支払いは、従来の出来高払いではなく、介護職員の数に応じ、
看護料、検査料、投薬料および注射料を包括して支払う定額方式の入院
医療管理料が採用される。そのため、老人病棟入院医療管理料届出病院
とも呼ばれている。介護力強化病院は、療養環境が不十分であることから、
療養型病床群への移行を積極的に行っていく。介護保険制度施行日から
3年未満の政令で定める日までは、介護療養型医療施設の指定対象となる
予定である。特例許可老人病棟のうち、介護職員を重点配置し、介護力を
強化した病院として都道府県知事の許可を受けたものをいう。