65歳以上の老齢人口は、1997年(平成9年)に1,976万人に達し、総人口
1億2,617万人の15.7%を占めるようになった。この総人口に占める65歳
以上人口の割合を高齢化率という。また、同平成9年の国立社会保障・人
口問題研究所の推計によれば、平成22年には22%、平成37年には27%、
平成62年には32%、と見込まれている。
「高齢化の現状と推移 ・・・ 我が国の総人口は、平成16年10月1日現在、
1億2,769万人となり、この1年間で7万人(0.1%)増加したが、増加数、増
加率とも戦後最低となった。65歳以上の高齢者人口は、過去最高の2,488
万人となり、総人口に占める割合(高齢化率)も19.5%に上昇している。高
齢者人口のうち、前期高齢者(65~74歳)人口は1,381万人、後期高齢者
(75歳以上)人口は1,107万人となっている。全国の100歳以上の高齢者数
は、平成16(2004)年9月末現在で2万3千人を超え過去最高を更新したほ
か、90歳以上の高齢者数も初めて100万人を超えた。 出典:平成17年版
高齢社会白書より」