子供の経験を広め、積極的な態度を養い、豊かな人間性や社会性を養う
とともに、地域の人々が障害のある子供に対する正しい理解と認識を深
めるという意義をもつ。盲・聾・養護学校および幼・小・中・高等学校の学
習指導要領においてその充実を図る旨が規定されており、学校行事やク
ラブ活動、給食、一部の教科などをとおして行われる。障害のある子供と、
障害のない子供や地域の人々はともに活動することをとおして行われる教
育。基本的には、障害のある児童・生徒と障害のない児童・生徒を一緒に
教育し、障害児が普通学級で学習する形態をさし、特殊学級に在籍する障
害児が、特定の時間だけ、通常の学級の子どもたちと学ぶ。