介護・福祉知識まとめらぼ

当サイトでは、ホームヘルパー、介護福祉、また一般的な病気なども含み、介護全般に関する用語・資格情報を紹介しています。お役に立てるよう頑張ります!

あ行

ウォーターベッドってなに?どんな仕組みなの?

投稿日:2018年8月5日 更新日:

今回は「ウォーターベッド」について説明します!

 

ウォーターベッドとは?

「ウォーターベッド」とは、ひとことで言ってしまえば「水が入ったマットレスが用いられているベッドのこと」です。

 

一般的に「ベッド」と言われてイメージするのはマットレスを利用したおなじみのものだと思います。

しかし、一般的なマットレスはその材質や経年劣化などにより、自分にとっては固すぎたり、体が沈み込みすぎたりする場合があります。

 

そのようなベッドを使い続けていると、体の一部にだけ強い負荷の圧力が加わってしまい、筋肉や血管のトラブルを引き起こしてしまう危険性があります。

 

しかし、「ウォーターベッド」の場合はマットの材質が「水」であるという特性があります。

このことによって水の浮力で全身を支えるため、少しの体動でも圧力がかかる部分が変わり、また圧力が分散されるため、体の一部分が長時間圧迫されることが回避できます

また、体の出っ張った部分は沈むので、骨格が自然な状態に保たれ、体への負担が軽くなります。

 

具体的には、体の一部分が長時間圧迫されるのを回避できるため、褥瘡(じょくそう)などの問題を回避できます。

 

ウォーターベッドの仕組み

ウォーターベッドの仕組みについてですが、やはりウォーターベッドは材質が水のマットを使用しているという点が最大の注目ポイントです。

ウォーターベッドの仕組みは水のマットの説明といっても過言ではないでしょう。

 

このマットは「ウォーターマット」とも呼ばれ、このマットがさまざまな機能(温める機能など)を備えています。

ウォーターマットの具体的な機能や説明についてはウォーターマットとは?褥瘡予防にも役立つ!という記事で紹介しているのでご覧いただければと思います。

 

このウォーターベッドですが、その仕組み上、使用しているときに水面に浮いた感覚があるため、寝ていると船酔い状態になるケースもあるようです。

また、水を使用しているためベッド自体が非常に重くなり、ベッドを置く「床」にある程度の強度が必要となるようです。

 

このあたりはウォーターベッドを使う上で避けられないデメリットになりそうですね。

単純にメリットがあるだけでないことは覚えておいたほうが良さそうです。

 

おわりに

今回は「ウォーターベッド」について説明しました。

ウォーターベッドはさまざまな魅力がある反面、デメリットもあることがわかりました。

使用率はまだまだ低い気がしますが、介護などへの利用もできますし、今後注目されていくかもしれませんね。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

今後ともよろしくお願いいたします!


-あ行

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

no image

運動処方ってなに?プログラムの作成方法は?

今回は運動処方について説明します!   運動処方ってなに?? 健康を維持したり、さらにより良くしていこうとするとき、「運動」が重要な役割を果たすことは多くの方が知っていたり、体感したことがあ …

no image

アルコール精神病

アルコール幻覚症、コルサコフ精神病、振戦せん妄、アルコール性痴呆、 嫉妬妄想(しっともうそう)などがあり、アルコール依存症を基盤として、急 性もしくは慢性の特異な精神症状が現れる。原因は飲酒に伴う代謝 …

no image

移乗動作

移動前と移動後の平面が変わるときに用いる。日常生活活動の分類、 訓練などで重要なものの一つ。ベッド-車いす、車いす-便器等の乗り 移りの動作をいう。移乗動作は、障害者が日常生活を営むためには、 不可欠 …

no image

栄養失調って?高齢者・若い女性は注意!

今回は「栄養失調」について説明します!   栄養失調の意味や特徴について 栄養失調とは、自分の身体に栄養が十分に蓄えられていない状態を表します。(栄養素の量的不足や質的不足による栄養障害) …

no image

アクティビティ

心身の活性化のための手助けのことです。入所施設やデイサービスセン ターなどで実施されています。内容は趣味、生きがい活動、手芸、ゲーム、 歌、陶芸等の多技にわたるが、近年では、心理学的リハビリテーション …