人間の身体的、精神的な機能がなんらかの理由で十分に働かない状態
で、器質的に不可逆(ふかぎゃく)な場合、障害があるという。その障害
のうち、病気、怪我、あるいは先天的な理由で生じた最初の障害を一次
障害といい、一次障害の結果として生じる二次障害とは区別されます。
「不可逆 ・・・ もとに戻れないこと」
「二次障害 ・・・ 一次障害が基になって起こる派生的な障害(合併症や
続発症としてみられる)。例えば、下半身麻痺という障害(一次障害)から、
上肢の使用過多により慢性関節炎という二次障害が起きるなどの例がみ
られる。二次障害は予防や治療が可能である」