今回は「依存的ニーズ」について説明します!
そもそも「依存的ニーズ」の意味って??
まず、「依存的ニーズ」の意味についてお伝えします。
依存的ニーズとは、「在宅福祉サービスなどよりは、むしろ生活で支障をきたしている部分に対し全面的な援助をサービス供給主体に依存する状態」を指します。具体的には、日々の生活に対して全てサポートする「(生活)施設福祉サービス」などで対応するようなニーズがこれにあたります。
在宅福祉サービスに関する詳しい説明はリンク先にて確認して頂ければと思いますが、時間がない方もいらっしゃると思うので、在宅福祉サービスの意味のみ軽く紹介します。
在宅福祉サービスとは、「福祉サービスを利用する人が将来的に自立し、福祉サービスを利用することなく(またはできる限りサービスを利用する回数を少なく)することを目的として行うサービス」です。これはサービス利用者それぞれの目的や要望に対応する「自立的ニーズ」とも呼ばれています。
在宅福祉サービスの意味をお伝えしたうえで、依存的ニーズをもう少し簡単に説明すると、依存的ニーズとは、「福祉サービスを利用する人が将来的な自立を目指すよりは、福祉サービスを利用することによって自分の生活を全面的にサポートしてほしいという要望」のことです。
なお、「依存」という言葉が示すとおり、長期にわたって福祉サービスを利用することを望んでいる際に使われることが多いです。
自立的ニーズと依存的ニーズの関係性
上記で自立的ニーズと依存的ニーズについてお伝えしました。ここでは、自立的ニーズと依存的ニーズの関係性についてお伝えします。
この2つのニーズは、主に福祉サービス利用者自身が福祉サービスを受ける目的や将来をどのように考えるかについて区分されるものであり、基本的に対立関係(自立的ニーズの反対として依存的ニーズ)にあります。
そのため、たびたびサービス利用者の個別ニーズに対応する対比して用いられるので、自立的ニーズと依存的ニーズは対比関係であるとしっかり覚えておくと後々役に立つかもしれません。
おわりに
今回は「依存的ニーズ」について説明しました。
依存的ニーズは、福祉サービスを利用することによって全面的にサポートしてほしいというニーズであることや、依存的ニーズは自立的ニーズと対比関係にあることが重要ですね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
今後ともよろしくお願いいたします!