65歳以上を高齢者としても、100歳前後までにもおよぶ長い期間を指す
ことになる。65歳以上75歳未満を前期高齢者、75歳以上を後期高齢者と
よんで区別している。三段階に分ける場合には、65歳以上75歳未満を前
期高齢者、85歳以上を後期高齢者と区別している。また、平成14年10月
1日から老人保健医療対象者の年齢が、70歳以上から75歳以上に引き
上げられ、昭和7年10月1日以降に生まれた人は,75歳になるまで前期
高齢者として高齢受給者証(窓口での負担割合が1割又は2割)により国
民健康保険で診療を受けることになった。また、昭和7年9月30日以前に
生まれた人は、すでに老人保健医療に該当しているため、前期高齢者の
対象からは除外される。