精神障害者に対して、昼間の一定時間(6時間程度)、個々の患者に応
じたプログラムに従ってグループごとに治療を行う。精神科医師の指示お
よび十分な指導、監督の下に一定の医療チーム(作業療法士、看護師、
精神保健福祉士、臨床心理技術者、精神科医師、保健師等)によって行
われるもので、その内容は集団精神療法、作業療法、レクリエーション活
動、創作活動、生活指導、療養指導等である。精神科専門療法の一種で、
精神障害者の社会生活機能の回復を目的として行われる通院医療の一
形態。各地域の精神デイケアでは、生活のリズムがつかめない・外に出か
けて、人と会う気がしない・人づきあいが苦手・家族とうまく話しあえない・
仕事をしようと思っても自信がない、また働いても長続きしない・気楽に付
きあえる友人がいないなど、これらのような悩みを持つ障害者に対して、さ
まざまなグループ活動に参加することよって、それらの問題を改善すること
を目標としている。