生活習慣病とは、中年期以降の高齢者に多い病気をいい、癌(悪性新生物)、
心臓病、脳血管障害を三大生活習慣病と言う。生活習慣病を誘発する因子と
しては、カロリー、動物性脂肪、塩分や糖分のとり過ぎ、ストレス、喫煙、過度
の飲酒、運動不足などがあげられる。それゆえ生活習慣病の予防には、健康
な生活習慣を維持することが大切であるが、そのためには、定期的な健診の
受診や正しい生活習慣を身につけるための健康教育の実施などが必要であ
る。これまで成人病といわれてきたものを、健康増進と発病予防に各人が主
体的に取り組むよう認識を改める呼び方に変えたもの。