睡眠薬は、寝つきを良くする熟眠薬、睡眠時間を延ばす持続性睡眠薬、
浅い睡眠を深くする熟眠薬の3種類に分類される。服用時は、転倒等の
事故や副作用に注意する。また服用量を間違えると中毒により昏眠、死
亡につながりかねないので管理に注意する。中枢神経の興奮を抑制する
ことにより、睡眠を誘い、また持続させる薬剤。睡眠薬を服用するにあたっ
ては、就寝前に服用する、睡眠薬を服用するときは、アルコール類を同時
に飲まない。自分の判断で飲む量を増やしたりせず、必ず医師に相談する。
高齢者は消化管、肝臓および腎臓などの身体機能が低下するため吸収、
代謝、排泄が遅延し、その結果、睡眠薬の効能が現れるのが遅くなること
があり、薬の効果や副作用が強く現れることがあることがあります。