使われる作業活動には、表現的・創造的活動、認知的・教育的活動、日常
生活における個人的活動(日常生活活動:ADL)、レクレーション活動、生産
的・職業的活動、がある。これらの活動を用いて身体機能、精神・心理機能、
日常生活活動機能、社会生活適応能力、高次脳機能、職業復帰能力等の
諸機能・能力の改善を図る。身体または精神に障害のある者に対して、主
としてその応用的動作能力または社会的適応能力の回復を図るため、手芸、
工作その他の作業を行わせることをいう。
「作業動線 ・・・ 作業者や物の動きを連続する線で表したもので、例えば
台所設備の配置を良くすれば歩行数が少なく、床に描かれる行動の線は短
い。動線は短く単純なほうが能率的であるが、その線が短すぎて他の行動
を妨げる場合もあり、日常生活では適度なゆとりも必要となる」