レクリエーション活動は、外出をして屋外や施設で楽しんでくることばかり
ではない。家の中でお茶や会話を楽しんだりすることも、もっとも好ましい
プログラムの一つとなる。ましてや高齢者や障害者の場合には、健常者と
比較してそのような楽しみが制限されていることも少なくないからである。
食事やお茶、入浴、話かけられたりすることなどが、こうした人たちにとっ
てたいへん楽しく、レクリエーションたり得ていることを認識しておく。
「レクリエーション活動の進め方 ・・・ ある活動に初めて参加した人の心
理を考てみると、どんな内容のことを、誰が、どんなふうに世話してくれるの
か不安感がある。レクリエーション・ワーカーはそうした不安感を早く取り除
き、誰もがのびのびと楽しめるよう、配慮すべきである。レクリエーション活
動におけるプログラムづくりの根幹は、参加する人の立場に立って企画・運
営することである」