1940年代のセントポール市の家族中心プロジェクトが契機になり、統制群
実験計画法を経て、現在では単一個体実験計画法が主流になってきてい
る。しかし、わが国の社会福祉実践においては、効果測定の方法が頻繁に
活用されているとはいえず、今後の課題となっている。主に社会福祉援助の
効果を科学的に測定することで、その後の活動に役立てようとするもの。
「社会福祉実践 ・・・ 社会福祉政策にもとづき制度化されたことを実際に社
会福祉サービスとして供給するために、社会福祉従事者によって行われる援
助活動や民間の人々による諸活動のことをいう」