ベッドを使ったり、いすを使って、床から離れた位置で生活するいす座様
式と、布団を敷いて寝たり、床に座って生活する床座様式の二つがある。
住宅の中で行われる基本的な生活の仕方のこと。
「いす座様式 ・・・ 日本の伝統的な畳にじかに座って生活する床座洋式
に対していわれる。いす、ベッドなどの家具を使う生活様式で、欧米では古
くからいすを使った生活が行われており、日本に本格的に入ってきたのは
明治年間で、初めは官公庁、学校、上流階級の住宅などで使った」
「床座様式 ・・・ いす座様式に対する様式。日本従来の畳の上に座って
生活したり、布団を敷いて就寝すること。いす座様式の部屋は、使う目的が
はっきり固定されることが多いが、床座様式にすれば、多目的に部屋を使う
ことができる」