危機理論にもとづいて実践の体系が構築され、多領域で応用されるように
なった。この援助理論はソーシャルワークにも導入され、一つのモデルを形
成するようになった。危機には、発達に伴う予期できる危機、死別や事故な
どの予期できない危機、自然災害などによる危機に分類できる。クライエント
の問題状況によっては極めて有効な援助方法となる。危機に直面している
個人や家族に対して積極的に働きかけることによって、その危機状態を脱す
ることを目的とする援助方法。
「ソーシャルワーク ・・・ 社会福祉援助、社会福祉における要援助者に対し
ての援助。社会福祉学の一分野」