今回は「ウォーターマット」について説明します!
ウォーターマットってどんなもの?
ウォーターマットとは、ひとことで言ってしまえば「ウォーターベッドに使われるマット」のことです。
中に布団やエアーマットで使われるような「わた」の詰め物が使用されておらず、その代わりに「水」が入っています。(ウォーターベッドについてはこちらで紹介しているので興味のある方はご覧ください。)
中に水が入っていることにより、水の「浮揚性」や「等圧支持力」が作用するため、体圧を分散させることができ、寝た際に沈み込みすぎるといったことが起こりません。
このウォーターマットはどなたでも使用することができますが、寝返りができない場合や体位変換が困難な場合の褥瘡(じょくそう)予防に使用されるケースも多いです。
ウォーターマットの特徴
ウォーターマットには、布団やエアーマットにはないさまざまな特徴があります。
まずウォーターマットの特徴として挙げられるのは、マットの中に水袋が入っているため、「わた」の詰め物がないことです。なお、ウォーターマットの水袋はほとんどが分割方式で、上下や数箇所に分かれているタイプがあります。
また、ウォーターマットには「全身用」と「車椅子用」があり、それぞれに適した形状になっていることも特徴です。
その他、「サーモスタット内臓ヒーター型」など、冬場に使用する際に冷たくないように温度を調節する機能もあります。
一般的なエアーマットとの違い
これまでお伝えしたように、「わた」などではなく、「水」が使われているのがウォーターマットとエアーマットの違いですがより詳細な違いについてお伝えしたいと思います。
まずお伝えしたいのは、ウォーターマットはエアーマットと違って通気性・吸湿性が非常に悪いので、ウォーターマット使用時には吸湿性のよいシーツをあわせて使用する必要があります。
便利なウォーターマットですが、水を入れる作業もありますし、通常の布団やエアーマットよりも下準備に手がかかるかもしれませんね。
また、両者の違いとしては、エアーマットを使うと使用者がよく汗をかくため不潔になる場合もありますが、ウォーターマットは比較的汗をかきにくく、不潔になりにくいです。
おわりに
今回は「ウォーターマット」について説明しました。
ウォーターマットはさまざまな特徴があるので、エアーマットとの比較が興味深いですよね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
今後ともよろしくお願いいたします!