入浴サービスは、公的施策として行われているものと、民間が独自に行
っているものとがある。この目的は、在宅の要介護者が施設の入浴設備
を活用して入浴サービスの提供を受けるものと、移動入浴車を活用して各
家庭で行う訪問入浴があり、家族の介護負担の軽減を図り、長期にわた
る在宅介護を可能とすることである。介護保険制度では訪問入浴介護が
居宅サービスの一つに位置づけられ、デイサービス(通所介護)で引き続
き入浴サービスが提供される。訪問入浴サービスでは、通常、看護師1名
とスタッフ2、3名が担当し、主治医との連絡を取りながら、健康チェックとと
もに行われる。