臨床心理士認定試験は、大学等で心理学等を学び、一定期間の臨床心理の実務経験が必要です。
受験資格について
1. 平成19年度における資格審査では、下記の)の受験資格基準いずれかに該当する
者で、かつ、これらに関する所定の必要証明資料を提出できる者について、日本臨床
心理士資格認定協会により実施されます。
・本協会が認可する第1種指定大学院(修了後の心理臨床経験不要)を修了し、
受験資格取得のための所定条件を充足している者…「新1種指定校」という。
・本協会が認可する第1種指定大学院を修了し、修了後1年以上の心理臨床経験を
含む受験資格取得のための所定条件を充足している者…「旧1種指定校」という。
・本協会が認可する第2種指定大学院を修了し、修了後1年以上の心理臨床経験を含む
受験資格取得のための所定条件を充足している者…「新2種指定校」という。
・本協会が認可する第2種指定大学院を修了し、修了後2年以上の心理臨床経験を含む
受験資格取得のための所定条件を充足している者…「旧2種指定校」という。
・学校教育法に基づく大学院において、臨床心理学又はそれに準ずる心理臨床に関する
分野を専攻する専門職学位課程を修了した者・・・「専門職大学院」という。
・諸外国で上記のいずれかと同等以上の教育歴及び2年以上の心理臨床経験を有する者。
・医師免許取得者で、取得後2年以上の心理臨床経験を有する者。
★ 試験科目
資格審査は毎年秋に1回実施されます。審査内容は、臨床心理士として必要な
臨床心理査定、臨床心理面接、臨床心理的地域援助及びそれらの研究調査等に
関する基礎的知識及び技能について。
・筆記試験(一次試験) : 筆記試験は100題の設問(多肢選択法、マークシート方式)、
および定められた字数の範囲内で論述する小論文の2種の試験からなります。ただし、
専門職学位課程修了者は、小論文は課しません。
・口述面接試験(二次試験) : 多肢選択法(マークシート)による筆記試験の成績が
一定の水準に達している人に対してのみ行い、2名の面接委員により実施されます。
★ 試験地
年度により変更されます。詳しくは問い合わせが必要。
★ 手続きおよびお問い合わせ
(財)日本臨床心理士資格認定協会